退職祝いで現金を贈る場合のマナーなど現金を贈るのは失礼かを解説

退職祝いで現金を贈る場合のマナーについて

現金を贈るのは失礼か

「退職祝い」とひと口にいっても「定年退職祝い」「中途退職祝い」「結婚退職祝い」「脱サラ退職祝い(独立開業祝い)」と色々あります。

 

この中で、現金でお祝いを贈っても失礼にならないのは

「結婚退職祝い」と「脱サラ退職祝い(独立開業祝い)」の2つだけです。

 

「定年退職祝い」と「中途退職祝い」は、現金を贈ることは失礼になりますので、ご注意下さい。

結婚退職祝いのマナーについて

結婚祝いと退職祝いのどちらを優先するか

結婚をきっかけに退職する女性には、退職祝いや御餞別としてではなく、「御結婚祝」として、周囲の方々で「紙幣」を包み、餞別を兼ねるのが一般的です。

餞別とは別に、同僚や同期、職場の全員で「お祝い品」を贈ることも多いようです。

お祝いの金額の相場について

お祝い金は「披露宴に出席するか、しないか」「グループで祝うか」によって、異なりますが、だいたいの基準は下記の通りになります。

職場の上司への金額の目安・・・3千円~1万円

職場の同僚への金額の目安・・・3千円~1万円

職場の部下への金額の目安・・・5千円~1万円

現金で贈る場合のマナー

新しい生活をスタートさせる新郎新婦へのお祝いの気持ちと、清浄なものを贈る意味でも、必ず新札を用意してください。

のしの表書きの書き方や水引の選び方について

結婚退職祝いののしの書き方(1人)

水引:金銀や紅白の結び切り

のし:あり

表書き/上書き:「寿」「壽」「御結婚祝」など

表書き/姓名:寿よりやや小さめのフルネーム

夫婦連名での名前の書き方について

結婚退職祝いののしの書き方(2人)

夫はフルネームで、妻は名前だけを夫の位置に揃えて書きます。

3名までの連名の場合の名前の書き方について

結婚退職祝いののしの書き方(3人)

地位や年齢が上位の人から順に、右から書きます。

同じ立場の人同士なら、あいうえお順に右から並べます。

4名以上の連名の場合の名前の書き方について

結婚退職祝いののしの書き方(4人)

代表者の氏名を中央に書き、その左横に「外一同」とする。

また、グループの名称があれば「◯◯会有志」などとします。

おすすめの筆記用具について

表書きは墨をつけて筆で書くのがマナーです。毛筆か筆ペンを使って書きます「墨の濃いもの」を選んで下さい。

万年筆やボールペン、フェルトペンなどは避けましょう

中袋の書き方について

中袋の書き方

表側:中央に金額を書きます。ただし、市販のもので金額の記入欄がある場合はそこに書きます。算用数字ではなく、漢字を用いましょう。

裏側:住所と氏名を書きます。こちらも記入欄があればそこに書きます。

金額の書き方:金額は漢数字で書きます。表記は正式でも略式でも構いません。

正式・・・略式

金 伍阡圓・・・金 五千円

金 壱萬圓・・・金 一万円

金 弐萬圓・・・金 二万円

金 参萬圓・・・金 三万円

金 伍萬圓・・・金 五万円

金 拾萬圓・・・金 十万円

中袋へのお金の入れ方について

のし袋に入れる現金は、封筒に入れるか中袋に包みます。市販ののし袋で中袋がついていないときは、半紙か奉書紙で包むと丁寧です。

中袋を上包みから外すときは、水引をかけたまま上包みの下から引き抜きます。水引は一度外すとかけ直すのが難しいので、お金を入れて金額や氏名を記入したらそのまま下側から入れて戻すと袋がよれたりしません。

脱サラ退職祝いのマナーについて

お祝いの金額の相場について

一般的にお祝いに現金を包むのは失礼とされていますが、開業祝いの場合は問題ありません。

会社の関係者への金額の目安:5千円~2万円

友人への金額の目安:5千円~2万円

兄弟への金額の目安:1万円~5万円

親戚への金額の目安:1万円~5万円

取引先への金額の目安:

お祝いの金額は「会社間の親密度」「取引の度合い」によって、違ってきます

 

「3万円」「5万円」「7万円」「10万円」などと、いろいろ考えられますが、

一般的な相場としては「3万円~5万円」がひとつの目安とされています。日常的な取引関係にある企業であれば、この範囲で無理のない金額設定が適切です。

 

一方で、特に重要な取引先や長年の関係がある企業に対しては、「5万円~10万円程度」を目安とするケースも見られます。

今後の関係性も踏まえたうえで判断してください。

のしの表書きの書き方や水引の選び方について

独立開業祝いののしの書き方(1人)

水引:紅白の蝶結び

のし:あり

表書き/上書き:「御祝」「御開業祝」「祝 御開業」など

表書き/名前:上書きよりやや小さめのフルネーム

夫婦連名での名前の書き方について

独立開業祝いののしの書き方(2人)

夫はフルネームで、妻は名前だけを夫の位置に揃えて書きます。

3名までの連名の場合の名前の書き方について

独立開業祝いののしの書き方(3人)

地位や年齢が上位の人から順に、右から書きます。

同じ立場の人同士なら、あいうえお順に右から並べます。

4名以上の連名の場合の名前の書き方について

独立開業祝いののしの書き方(4人)

代表者の氏名を中央に書き、その左横に「外一同」とする。

また、グループの名称があれば「◯◯会有志」などとします。

中袋の書き方について

中袋の書き方

表側:中央に金額を書きます。ただし、市販のもので金額の記入欄がある場合はそこに書きます。算用数字ではなく、漢字を用いましょう。

裏側:住所と氏名を書きます。こちらも記入欄があればそこに書きます。

金額の書き方:金額は漢数字で書きます。表記は正式でも略式でも構いません。

正式・・・略式

金 伍阡圓・・・金 五千円

金 壱萬圓・・・金 一万円

金 弐萬圓・・・金 二万円

金 参萬圓・・・金 三万円

金 伍萬圓・・・金 五万円

金 拾萬圓・・・金 十万円

お金の入れ方について

のし袋に入れる現金は、封筒に入れるか中袋に包みます。市販ののし袋で中袋がついていないときは、半紙か奉書紙で包むと丁寧です。

また、のし袋にお札を入れるときは、お札の表(顔が印刷されている側)が表に向くように中袋にいれます。

中袋を上包みから外すときは、水引をかけたまま上包みの下から引き抜きます。水引は一度外すとかけ直すのが難しいので、お金を入れて金額や氏名を記入したらそのまま下側から入れて戻すと袋がよれたりしません。

 

「知識ゼロからの喜ばれる贈り物のマナー」より

「冠婚葬祭 マナーの便利帖」より

「冠婚葬祭 つきあいとお金」より

「三越伊勢丹の儀式110番」より